給付のしくみ
給付のしくみ
加入者期間に応じて年金または一時金がうけられます
- 基金の給付は、加入者期間および退職時年齢によってうけられる給付内容(年金・一時金)が変わります。
- 加入者期間14年以上の方は、基金から年金をうける権利を取得します。年金は、本人の希望に応じて一時金としてうけとることもできます。
- 加入者期間1ヵ月以上14年未満で資格喪失(退職)した場合には、資格喪失時に脱退一時金が支払われます。将来、年金でのうけとりを希望する場合、脱退一時金の原資を転職先の企業年金制度や企業年金連合会へ持ち運ぶ(移換)することもできます。
■加入者期間と給付のイメージ
※加入期間が1ヵ月に満たない方には基金からの給付はありません。
うけられる給付
- 加入者期間や退職時の年齢に応じて、年金(一時金)の給付内容などが変わります。
■加入者期間と退職時年齢に応じた給付の種類
種類 | 加入者期間 | 支給要件 | 支給方法 | 支給額 |
---|---|---|---|---|
老齢給付金 (年金) |
14年以上 | 65歳に達したとき | 支給年数を 5年、10年、15年、20年から選択 (一時金でのうけとりも可能) ※終身年金はありません |
仮想個人勘定残高×年金原価率 |
50歳以上で退職したとき | ||||
50歳未満で退職したときは、 60歳に達したとき |
||||
脱退一時金 | 14年未満 | 退職したとき | 一時金として支給 | 仮想個人勘定残高×調整係数 |
遺族一時金 | ─ | 加入者が亡くなったとき | 亡くなった方の①配偶者、②子・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹、③亡くなった当時、亡くなった方の収入によって生計を維持されていたその他の親族に一時金として支給 | 仮想個人勘定残高×調整係数-既に支給した額の累計額 |
年金受給待期者が亡くなったとき | ||||
年金受給者が選択した支給期間中に亡くなったとき |
※調整係数:加入者期間が9年未満(勤続10年未満)の場合は0.5、9年以上の場合は1.0
■モデル年金額
【加入者期間38年、給付利率2.0%の場合のモデル給付(100円未満四捨五入)】
支給期間 | 3,000円 コース |
6,000円 コース |
9,000円 コース |
12,000円 コース |
15,000円 コース |
---|---|---|---|---|---|
5年 | 年額429,300円 (総額2,146,500円) |
年額858,600円 (総額4,293,000円) |
年額1,287,900円 (総額6,439,500円) |
年額1,717,300円 (総額8,586,500円) |
年額2,146,600円 (総額10,733,000円) |
10年 | 年額225,300円 (総額2,253,000円) |
年額450,600円 (総額4,506,000円) |
年額675,800円 (総額6,758,000円) |
年額901,100円 (総額9,011,000円) |
年額1,126,400円 (総額11,264,000円) |
15年 | 年額157,500円 (総額2,362,500円) |
年額315,000円 (総額4,725,000円) |
年額472,400円 (総額7,086,000円) |
年額629,900円 (総額9,448,500円) |
年額787,400円 (総額11,811,000円) |
20年 | 年額123,800円 (総額2,476,000円) |
年額247,500円 (総額4,950,000円) |
年額371,300円 (総額7,426,000円) |
年額495,000円 (総額9,900,000円) |
年額618,800円 (総額12,376,000円) |